働くのであれば、誰しも福利厚生の手厚い職場がいいものです。看護師にとってメリットとなる福利厚生には、果たしてどのようなものが考えられるでしょうか。
まず福利厚生には、法定福利厚生と法定外福利厚生の2種類があります。法定福利厚生は社会保険であり、基本的には誰もが加入できる制度です。一方の法定外福利厚生は、職場が個別に用意しているもので、交通費や住宅手当、資格手当などがあります。特に住宅手当は、家賃や住宅ローンに充てられるので負担は軽くなるでしょう。
また、看護師にとって当たり前ともいえる夜勤手当や時間外労働手当も、福利厚生の一種です。手当は基本給以外に支払われるものであり、さまざまな手当がつく職場で働くと収入が安定します。
そのほか、看護師は女性が中心のため、育児休暇や産前産後休暇を用意している職場も多いです。将来的に出産する可能性があれば、子育てに役立つ福利厚生がある職場を選んでおきたいところでしょう。たとえば、院内保育や保育手当なども挙げられます。
片や、子育てが終わっている看護師は、親の介護の可能性を見据えておくことも大切です。介護休暇や時短勤務制度が利用できる職場を選んでおくのも、1つの方法でしょう。
外部の福利厚生がある場合は、宿泊施設やフィットネス施設を割引価格で使えたり、育児や介護支援サービスが利用できたりすることが多いです。こうした福利厚生サービスが利用できれば、より豊かな生活が送れるでしょう。